粗大ゴミも目覚めよ
 
▼…環境首都・札幌を目指して新しいゴミ出しルールがスタートして1か月。連町機関誌「新琴似」によると町内会の点検調査では「まずまず」のスタートとか。点検調査ではないが、事務所の窓から一度に2か所のゴミステーションが見えることもあって、「積み残し」の有無が気になりこの間、ちょっとした定点観測を続けてきた。

▼…新しい分別法と収集日が浸透されていなのか、当初は赤い「×マーク」シールを貼られたルール違反が目に付いた。我が家に目を転じると、やはり生活用品や買って来た商品がゴミに変わった時点での分別が「エコライフ」のカギと実感した。その時ゴミを手にしているのは主婦に限らないから、家族全員のゴミ意識が第2のカギかも知れない。

▼…札幌は9区分だが、徳島県の上勝町は2002年から34種の分別収集を続けている。可燃ゴミだけで7分別、蛍光管は破損の有無で2分別といった具合で国内最多。当初は混乱も予想されたが、今ではリサイクル率70%以上で、子供たちにも分別と物を大切にする生活習慣が根付いてきているそうだ。

▼…三重県菰野(こもの)町では、住民が分別の手間を生活習慣とすることで、ほかの町が億単位をかけたリサイクルセンターを低額で整備した実績がある。高い税金を払って行政にゴミの始末を全て任せるのも住民の選択だが、一人一人の心がけで地球環境を守り、別の分野で良質の行政サービスを受けられるなら悪くない。ときに粗大ゴミと呼ばれながらゴミステーションには無関心だったお父さんたちも、子どもたちに負けていられない。 Column
column 2009/08/27